淡路恵子さん 昭和の大女優 長男が告白｢遺産はゼロ！｣というニュース｡

2014年1月､満80歳､食道がんで亡くなられた淡路恵子さんの記事が出ていました｡
淡路恵子さんといえば松竹歌劇団出のと言う人も､もう少なくなりました｡

それもそのはず1950年代の女優さんです｡

1960年代には東宝の｢駅前シリーズ｣や｢社長シリーズ｣にレギュラー出演。
あの名優、森重久弥が元気な頃でしたね｡

20歳のときに､フィリピン人歌手ビンボー・ダナオと結婚してびっくりしました｡
ビンボー・ダナオは本国に妻と4人の子供がいたからですが
そんな時代でした｡

現在だと考えられない事態だが当時でもそれは話題になりました｡
何と言っても松竹歌劇出の大女優のことで世間は大騒ぎでした｡
ビンボー・ダナオとの間には二人の子供にも恵まれています｡

1965年に離婚｡その2年後に1965年にビンボー・ダナオは死亡しています｡

1966年に中村錦之助(後の萬屋錦之介)と再婚し女優業を引退。
三男・四男を出産｡しかし､中村プロが13億円もの莫大な負債を抱え倒産。
筋無力症で倒れた萬屋を献身的に看病したのも有名な話です｡

豪邸を売却し貯金も尽きた淡路は、萬屋を看病しながら生活費を稼ぐため、
一時期は六本木でクラブの雇われママも経験したといわれます。
しかし､甲にしきとの不倫問題などで､再び1987年に離婚しました。

長男で俳優の島英津夫(53)は
｢遺品でいちばん多かったのが､着物類だったんです｡
お金？･･･大女優の母の遺産はゼロだった｣と､話しています｡

淡路恵子さんを想い出す時､もう一人の女性が目に浮かびます｡
デヴィ・スカルノ｡1940年生まれ(74歳)デヴィ夫人｡
1962年､スカルノ大統領夫人(4人の婦人の内第三婦人)。

1970年（昭和45年）のスカルノ死去後は
｢社交界の華｣と呼ばれ､多くの要人らと関係をもったという噂もありました｡
赤坂のナイト・クラブ「コパカバーナ」で
当時１０代後半であった根本七保子(デヴィ夫人)さんは
商社と政治家の仕組んだ､人身御供(ひとみごくう)だったとか･･･
いまとなっては事実関係を知ってるのは
デヴィ夫人ご本人だけではないしょうか･･･

淡路恵子さんからデヴィ夫人へ話は飛びましたが
このお二人に共通するのは､その時代。
男性へも積極的な強くて美しい女性｡

もう一人､1957年にはフランス人の映画監督イヴ・シャンピと結婚した
｢君の名は｣の美しい岸惠子さんもいましたね。

いまでは国際結婚も珍しくないですが
当時は、とてもセンセーショナルな出来事でした｡
淡路恵子さんも積極的に自分の思い通りに生き
遺産など残さなかった､というニュース。

後に何も残さない､は彼女らしく素敵な後日談だと思います｡

ライブドアニュース

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出典：http://news.livedoor.com/article/detail/9073444/

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