フジテレビ惨敗新番組視聴率下落！EXILE･AKIRA主演｢GTO｣も！

公開日： 2014/07/13 : 最終更新日：2014/09/19 TVドラマ

｢GTO｣知名度の高いタレントを使うだけで
視聴率が取れると思っていた｡思っている。
反町隆史と作品と背景は二の次にした・・・

8日にスタートしたEXILE・AKIRA主演の
連続ドラマ『GTO』の初回が、視聴率9.7％
(ビデオリサーチ調べ､関東地区･以下同)を記録｡
2年前→初回視聴率は15.1％だった｡
脚本がいまいち､という意見など､この先が見えない。

番組では鬼塚英吉役のAKIRAのほか､
城田優､山本裕典､田山涼成､黒木瞳は引き続きだが
ヒロインは､前作の瀧本美織→比嘉愛未に変わった。

｢1998年に反町隆史主演で放送された｢GTO｣は、
最終回で35.7％を記録して大ヒット。

他にも｢フジテレビは過去のヒット作の焼き直しが続いている。
｢医龍4-Team Medical Dragon-｣
｢チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮｣
こちらも共にシリーズ最低視聴率。
昨年の｢ビーチボーイズ｣の焼き直しと揶揄される
｢SUMMER NUDE｣や、
｢ショムニ2013｣も惨敗｡
｢救命病棟24時｣は主演の江口洋介が降板したためか
ファンの不満で不調。
W浅野で復活させた14年ぶりの｢抱きしめたい！Forever｣も微妙な結果だった。

ヒットした続編は堺雅人主演｢リーガルハイ｣ぐらいか？
気になるのが木村拓哉主演『HERO』
7月14日から13年ぶりに放送だが､SMAP･木村拓哉、果たして……」

風向きがおかしい｢フジテレビ｣

4月から｢ヘンシン！新型フジテレビ｣と
電気屋さんのような新しいキャッチフレーズを掲げているのだが･･･

先ほど､6月27日､フジテレビの亀山千広社長は､
全社員約1500人の3分の2に当たる1000人の人事異動を断行。
開局以来の大規模異動だという亀山社長は｢一にも二にも視聴率の奪還が柱｣
｢PK戦でもいい､視聴率2位にしがみつきたい｣と決意を表明した･･･が。

さっそく､｢サッカーのPK戦は同点で決着がつかない場合であって
同点になっていないフジの場合､PK戦にはならないだろ｣と揶揄される｡

低迷するフジテレビは果たして人事異動だけで視聴率が回復するだろうか
巷間､フジテレビは高給取りが多いと噂されている｡
1000人の人事異動ではなく､1000人のリストラなら､スリムになれただろう｡
今回の異動でモチベーションを下げた人達が､よりいい番組が作れるとも思えない。

また先日､｢嫌なら見るな｣発言もあった｡
元々は芸能人の発言だったが､いつの間にかフジテレビの発言に置き換わった。
これにより｢ならば､嫌だから見ない｣も一定層増えたのではないか｡

いずれにしても､メディアには常に緊張感が必要だ｡
くだらない情報を垂れ流すばかりでなく､

他局の動向ばかり気にする姿勢を改め
さらに､社会に迎合するばかりでなく､

高い見識と良識をもつ公器としての責任のもとに､
情報を発信し続ける事が必要だ。

視聴率等心配しなくとも｢良品｣を心がければ
評価は必ず､後からついてくる｡

｢嫌だから見ない｣という視聴者に対し
｢いやでも見る｣という視聴者をつくるための
番組づくりを期待したい｡