｢お嬢サバ｣鳥取発の箱入り娘が深窓ならぬ深海水で成育中！

鳥取発｢お嬢サバ｣とは､どんなお嬢さま､いやお嬢サバでしょうか？
この度､箱入り娘として登場したサバサバした｢お嬢サバ｣が注目されています｡
サバと言えば､関サバが超有名で美味しさは実証済み。
サバの刺身は関サバが王様と言われていますが
果たして｢お嬢サバ｣､王様の関サバを超えられるでしょうか？

｢お嬢サバ｣とは

箱入り娘｢お嬢サバ｣のネーミングは面白いですね｡
鳥取県はスナバとか面白いことを考える人が多いのでしょうか？
石破茂地方創生国務大臣も､なんとなく面白そうだし･･･

｢お嬢サバ｣は海のそばの地下５０メートルにしみ出した海水(井戸海水)を使い
陸上でマサバを養殖するというもの｡
井戸海水は砂で濾過されるのでアニサキスなどの寄生虫が付きにくいそうです｡
デリケートなサバを生きたまま箱に入れて(箱入りお嬢サバ)
料理屋さんへ運び､お刺身で提供する画期的な事業。
普段､一般的には食べることの出来ないサバを刺身で提供する
そんな｢お嬢サバ｣は無垢の箱入り娘になぞらえました｡

｢お嬢サバ｣は｢松葉ガニ｣を超えられるか？

鳥取で美味しいものと言えば｢松葉ガニ｣｡
ズワイガニでは最高級品ですね｡(こんな美味しいカニは他にない)
しかし松葉ガニも収穫量が減っているようです｡
しかも､11月の解禁から数ヶ月しか収穫出来ません｡

｢お嬢サバ｣は陸上での養殖ですから､季節を問いません｡
まだまだ研究途上のようですが､発想と発送もユニーク
ネーミングも面白いので｢お嬢サバ｣と｢松葉ガニ｣で
鳥取県が盛り上がることを期待しています｡

砂場はあるがスタバがなかった鳥取県

平井伸治県知事が｢鳥取にスタバはないけど日本一のスナバ(砂場)はある｣は
日本一の鳥取砂丘にひっかけた有名なセリフですが(2015年5月23日オープン)
鳥取県には地元の人が富士山より美しいという｢伯耆富士(ほうきふじ)｣があります｡
山の名前は大山(だいせん)｡日本四名山に数えられ､日本百名山や日本百景にも選定されています｡
標高1,729mは富士山と比べると半分にも満たないですが写真で見る容姿は堂々たるものです｡

冠雪した伯耆富士を拝みながら､｢お嬢サバ｣で日本酒などいただき
松葉カニ三昧など･･･いいですね〜^^

日本一人口が少ない鳥取県

47都道府県で最も人口が少ない鳥取県は約57万人｡
隣の島根県が約69万人と､山陰日本海に面して並んでいる過疎県です。
｢お嬢サバ｣だけに留まらないで日本海の高級魚もどんどん研究し
｢美味しい魚を食べたかったら鳥取へ｣行こう､なんて定着すれば
伯耆富士や20世紀梨､松葉ガニ､｢お嬢サバ｣サカナ､サカナ･･･で
人口は少ないけど裕福な県に生まれ変われるのではないでしょうか｡

石破国務大臣(地方創生･特区担当)は鳥取県人

ふるさと創生大臣でユニークなキャラの石破茂大臣のふるさと鳥取県
何だか雰囲気がヒットラーみたいで恐いところもありますが
政治家としては､なかなか弁も立ち､優秀な人物です｡
お嬢サバがヒットすれば､ふるさと鳥取の再生にも一役買う事になります｡
石破大臣も地元がふるさと創生で活気づけば
総理大臣への道も近づくのでは･･･？

演説が上手な石破茂 地方創生担当相　会見　2015.6.9

まとめは石破茂大臣の｢お嬢サバ｣コマーシャル

お嬢サバが本格的に市場へ出るのはもっと先になるとおもいますが
製品･製造のメドがたったら､石破大臣によるテレビCMなど､どうでしょう？
石破大臣は体格も良いし､独特のキャラもあります｡
言うなれば絵になるムードがあります｡

渋い和服で｢お嬢サバ｣と熱燗コマーシャル｡
旧家のお座敷と伯耆富士も全国に知らせたい･･･
でも､国会議員はCM駄目かもしれませんね｡

アニサキスの心配が無い｢お嬢サバ｣の市場進出を期待しています｡

朝日新聞記事(参考)

陸上養殖のマサバの事業化研究に、県とＪＲ西日本（大阪市）が共同で乗り出した。今月から、県栽培漁業センター（湯梨浜町）が陸上で養殖したマサバ「お嬢サバ」を大阪市内の料理店に試験的に提供し、ブランド化を検討する。

　マサバの陸上養殖は、県栽培漁業センターが２０１２年度から取り組んでいる。海からくみ上げた海水ではなく、海辺に立つセンターの敷地に井戸を掘り、地下５０メートルからしみ出した海水（井戸海水）を使うのが特徴。井戸海水は砂で濾過（ろか）されるため、アニサキスなどの寄生虫が付きにくい利点がある。

　だが、井戸海水のくみ上げや陸上へのいけす設置などの設備に費用がかかる。経費削減のため、当初は５００グラムとしていた１匹の重さの目標を１年で育つ３００グラムに減らしている。センターの主任研究員、松田成史さん（３８）は「人件費を抜きにしてもキロあたり千円ではきかない費用がかかっているのではないか」と話す。

マサバの陸上養殖は、県栽培漁業センターが２０１２年度から取り組んでいる。海からくみ上げた海水ではなく、海辺に立つセンターの敷地に井戸を掘り、地下５０メートルからしみ出した海水（井戸海水）を使うのが特徴。井戸海水は砂で濾過（ろか）されるため、アニサキスなどの寄生虫が付きにくい利点がある。

　だが、井戸海水のくみ上げや陸上へのいけす設置などの設備に費用がかかる。経費削減のため、当初は５００グラムとしていた１匹の重さの目標を１年で育つ３００グラムに減らしている。センターの主任研究員、松田成史さん（３８）は「人件費を抜きにしてもキロあたり千円ではきかない費用がかかっているのではないか」と話す。

　ＪＲ西日本では、今回の共同研究は「ビジネスプロデュースグループ」が担当している。地域活性化を柱とした新規事業を手掛けるため、１３年に設置された。各地の農林水産物を生かした事業を模索し、鳥取県の陸上養殖のマサバに着目。刺し身でも安心して食べられる高付加価値商品として売り出せないかと考え、県に市場調査を提案した。

　共同研究の期間は今月から来年８月まで。期間中、同社は陸上養殖のマサバ６００匹を購入し、悪い虫がついていないとして「お嬢サバ」と名付け、サバ料理専門店ＳＡＢＡＲ南森町店（大阪市北区）に提供、消費者の反応をみる。生きたままでの大阪への輸送試験もしてどの程度鮮度が保てるかも調べる。

　県水産課の小畑正一課長は「採算が合い、商業ベースに乗るのか検証し、将来的には企業誘致につながることを期待したい」と話す。

■陸上養殖、安定供給に課題も

　マサバの陸上養殖は、県が独自に研究してきたが、事業化へのハードルは高い。養殖のコストだけでなく、今回は回遊魚のマサバを生きたまま大阪へ運ぶため、輸送コストも余計にかかる。

　今回ＳＡＢＡＲで提供される鳥取産のマサバの刺し身は１匹３８００円。同店を経営する鯖（さば）や（大阪府豊中市）の右田孝宣社長（４０）は「白子まで生で食べられるのは鳥取産のマサバだけ。これまでのサバとは違う高付加価値をＰＲし、将来的には値段を下げていきたい」と話す。

　事業を軌道に乗せるには安定して一定量を供給しなければならない。民間企業を誘致し、陸上養殖をしてもらう必要があるが、それには養殖に適した水温が保たれた井戸海水をくみ上げられる場所を探す必要がある。（柳川迅）

出典：鳥取）「お嬢サバ」ブランド狙い　県・ＪＲ西が共同研究
朝日新聞デジタル　http://digital.asahi.com/articles/ASH6J3WBJH6JPUUB007.html

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