海街diary！広瀬すずフレッシュ！長澤まさみ劣化？【画像】

公開日： 2015/07/11 : 映画

海街diaryは第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞､マンガ大賞2013受賞。
第68回カンヌ国際映画祭･コンペティション部門にエントリー･･･と期待が高かった映画｡
姉妹にしては無理があるような配役の設定にも戦略が感じられたのですが
広瀬すずはひときわフレッシュでした｡

６月､海街diaryは､人気の江ノ電にも車内吊り広告がいっぱい掲載されていました｡

公開直前には映画館でも予告ポスターがたくさん貼られていました｡

海街diaryは綾瀬はるか､長澤まさみ､夏帆､広瀬すずの4姉妹による鎌倉物語｡
いまも辻堂のテラスモールにある映画館109シネマズ湘南｢シアター2｣で上映されており
6月13日に封切られた海街diaryを月遅れでを観てきました。

主演の綾瀬はるかは長女役で､とてもよく描かれていたと思います｡
しっかりしたお姉さんを演じ､長女の感じが良く出ていました｡

海街diaryの美人4姉妹配役

香田幸（こうださち）　　：長女＞綾瀬はるか
香田佳乃（こうだよしの）：次女＞長澤まさみ
香田千佳（こうだちか）　：三女＞夏帆
浅野すず（あさのすず）　：腹違いの四女＞広瀬すず
あり得ない､美人4姉妹です｡

次女：長澤まさみ

ベッドの女をカメラがローアングルで足からなめていくと
ベッドには裸の若い男も寝ています｡
女の目覚まし携帯が鳴ると､物憂げに手を伸ばし
慌てて洋服を着て朝帰りする女が長澤まさみです｡
長澤まさみファン必見のベッドシーンから海街diaryは始まります｡
(必見かどうかはどうだか･･･)

のっけからベッドシーンで登場する長澤まさみですが
是枝裕和監督が描く次女､長澤まさみ像は間違ってないようです｡
観た感じではおみ足､バスト､お顔が劣化しているように見えましたが
わざと､荒れた感じを出されたのでしょうか｡
次々と彼氏を変えていく銀行員役･･･､
銀行員といえばついつい宮沢りえと大島優子の｢紙の月｣
｢紙の月｣は年上の女(宮沢りえ)と男(池松壮亮)がよく描かれていた｡

長女：綾瀬はるか

長澤まさみが朝帰りすると綾瀬はるかと夏帆が朝食中･･･
ちょっと歳とって行きそびれた風の綾瀬はるかが小言を言ったり
姉妹でもありお母さんでもある感じが良く出ています｡
綾瀬はるか(看護師)の恋人は医者の堤真一です｡
妻帯者で単身赴任の堤真一と深い仲になっており
綾瀬はるかは彼のマンションで食事を作ったりします｡

和服の綾瀬はるかが古都鎌倉で川端康成の世界のように
情緒的で和の忍ぶ恋などを期待したのですが､なかった。
看護師と妻子持ちの医者とがデキている･･･もう少し何とかして欲しかった｡
でも､やってることは不倫の綾瀬はるかですが､
反面､真面目で責任感のある長女役を完璧に演じていました｡

三女：夏帆

三女の夏帆は緩衝材みたいな役でした｡
のんびりマイペースで自由に生きてる感じですが
姉や妹をしっかり見ています｡
三女の役どころとしてはパッとしない役？
それだけに一番難しい役､演技だったと思います｡
夏帆は､のほほんと暮らしながら姉妹をまとめ
うま〜く緩衝材のような役を上手に演じていました｡

腹違いの四女：広瀬すず

タレントとしても旬の女優だけに輝いていました｡
お姉さんたちが､そこそこの年齢に対し､若さ､フレッシュさが目立ちました｡
お父さんの連れ子として転々とした広瀬すず(腹違いの妹)は
三人のお姉さん達によって鎌倉へ引き取られ､可愛がられるのですが
広瀬すずが映る場面は明るくほのぼのとして
由比ヶ浜を歩くのも､腰越シラス加工のアルバイトも爽やか･･･
｢学校のカイダン｣の広瀬すずもかわいかったけど･･･｡

海街diary、まとめ

109シネマズ湘南には海街diaryを観に来るお客様は全く少なかった｡
393名収容のシアター２で観ました｡
観客は･･･３〜４０名･･･。
しかも若年層が少ない｡やはりエンタメ性に欠けるのでしょか？
海街diaryは､あんなにマンガがヒットしたのに､です｡

報道によると｢マッドマックス､怒りのデスロード｣｢ラブライブ！｣に負けた｡
敵が強かった､は言えるのでしょうが､
ネットで座席予約チエックをしていたら､いつも予約が少ない｡

映画は１年以上前にクランクインし､封切りまで時間がかかります｡
公開時の世の中の影響や配役の公開時における人気も影響します｡

地元､鎌倉が舞台だから観てみよう！と
言う人も多いと思ったのですが

他にも､映画への期待値としては
前評判の綾瀬はるかと長澤まさみのつかみあい･･･
巨乳と巨乳の取っ組み合い･･･はなかった。

綾瀬はるかの不倫！
期待した綾瀬はるかと堤真一のベッドシーン！･･･はおろか
淡々として醒めた男女のありそうな暗いムードだけ･･･

長澤まさみ､ベッドシーン
原作では､長澤まさみが高校生の彼と一夜を共にする･･･
ベッドシーンから物語が始まっているのですが､冒頭記したように
期待したベッドシーンは寒々としたものでした･･･
宮沢りえと池松壮亮の紙の月を是枝監督は観たのだろうか？･･･と｡
劇場には緊迫したムードも､ため息も生唾ゴックンもなかった｡

美人の広瀬すずが可愛く元気に輝いていたのが
映画全体の､ほぼ普通の日常生活に希望を漂わせていました･･･

由比ヶ浜､長谷､腰越･･･七里の海などは背景に出て来たのですが
しかし､鎌倉なら寺社仏閣にもステキな小路や風景もあります｡
そう言う景色はなかった､しかし花火を海から船の上で見物する画面はキレイでした｡

今度、鎌倉花火や江ノ島花火を海から観てみたい！が
海街diaryの感想とまとめだ､と言ったら是枝監督怒るでしょうね｡
面白くなければヒットしない､はどの映画にも共通しています。