線虫がオシッコからガンを発見！広津崇亮助教はノーベル賞？

オシッコからガン発見はノーベル賞？

線虫でオシッコからガン患者を見つける方法はノーベル賞もの。
体内にガンがあれば線虫が見つけるという新聞･テレビのニュースですが
この研究の九大･広津崇亮助教が6チャンネルのひるおびに出演されていました｡
恵MCが広津助教にノーベル賞じゃないですか！と言っていました｡

線虫は虫と書いても､実は動物だそうです｡体調1ミリ以下のものが億といるそうです｡
広津崇亮助教は10年後の実用化目指すと言っています｡
MCの恵さんの｢ノーベル賞ものですね｣に対しては｢いや〜まだその話は･･･｣

100円程度の費用でガンかどうかがわかる？

尿を1滴､線虫のいるシャーレーに垂らすと､
その一滴の尿がガンにかかっている人のものだったら線虫が寄っていく。
話はとても単純です｡

尿へ線虫が寄っていく⇒ガンの疑い
尿へ線虫が寄っていかない⇒ガンではない｡

なんだかホントにそんな単純な検査で分かるのかと疑問も多いですが
この研究は2012年からやっているそうです｡

サバやアジ､イカ､タラなどの魚介類からヒトへも感染するといわれている
アニサキス(線虫の総称)の危険はご存じだと思いますが
広津崇亮助教授研究チームは線虫アニサキスを手術で取り除こうとした際、
未発見の胃がん部分にアニサキスが集まっていたことに着目。
それ以来､線虫とガンの関係を研究しているそうです｡

研究の結果､ガン患者の尿で試したら95.8％の確率で寄っていく行動を確認｡
つまりガン患者ならほぼこの検査で判明できると確信したそうです｡
研究では健常者でも高い成績が出ているようですが､
実証したりキッチリした証明ができ､普及までには10年かかる言っていました｡

100円程度の費用でガンかどうかがわかる？

ガン患者には独特の呼気と尿にも特有のにおいがあると言われているそうですが
お医者さんが判断できるまでには至っていないということです｡
がん探知犬もいるようですが､まだ実用に至ってはいません｡

線虫が匂いで寄っていくと言うことを突きとめたのは
このチームが初めてだと言うことです｡

費用も100円程度で検査が出来るというのも嬉しいですね｡
いま､ガンは初期に見つければ取り除くのも消滅させるのも簡単だといいますが
ガンは痛みとか自覚症状がないため､症状が出た時は手遅れという場合が多いです｡

普及に時間がかかりすぎるように思われますが
10年と言われていても､科学技術は日進月歩。
もっと早く実用化されるのではないでしょうか｡

現在のガン検査まとめ

現在､ガンを調べる一般的な方法は､健康診断でしょうか｡
病院で問診やアンケートに記入した後､検査をします｡

普通の健康診断では定期的に行う検査の場合､症状が出ないため
型通りの検査が行われるようです｡
血液検査や画像検査を行い､異常があれば精密検査を行います｡

異常があれば､その場所によってCT､超音波､MRIなどで調べます｡
また血液や腫瘍マーカーなど､いくつかの検査から状況を把握し
病気と症状により､治療をはじめることになります｡

誰でも死亡率の高いガンが一番心配なわけですが
現状で見つけるのは難しいようです｡
初期で簡単に見つけることが出来るといいですね｡

線虫は地球上に何億もいる動物だと言われていますが
10年かかるといわれている研究が早まるといいですね｡
早く実用化されて欲しいです｡

近所の薬局でキッドを購入し､トイレでオシッコするだけで
ガンにかかってるかどうかが分かるリトマス試験紙みたいなものが
もうすぐ100円程度で変える時代が来るかもしれません｡

九代の広津崇亮助教授研究チームに期待しましょう！

がん診断で画期的な研究発表　線虫で、がんの有無を高確率で判定(15/03/12)

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