小保方晴子さん退職！研究は幕引き？十分な検証はできたの？

小保方さん退職､なぜ？

小保方さんが理化学研究所へ退職願を出し､受理されたというニュース。
小保方晴子研究員(小保方さん)は自身で｢STAP細胞はあります｣と公言し
200回以上も実験で成功したことがあるとまで言っていましたが･･･
12月21日には理研を退職されました｡

小保方さんとSTAP細胞まとめ

小保方さんは2013年から理研で研究｡笹井芳樹氏がメンター｡
2014年1月にSTAP研究を発表し､時の人となりました｡しかし
2月には､さまざまな研究不正疑義も発生｡卒論のコピペ疑惑も発生。
小保方さんは心労により4月には入院｡

4月9日､結局､代理人(弁護士)による釈明会見が行われました｡
7月にはネイチャーによるSTAP論文の撤回が行われました｡

この後､さらに不正事件の中心人物とされ
7月23日には過剰な取材による騒動や負傷などもありました｡
7月27日にはNHKがSTAP研究不正事件の特集を放送しました｡
10月には早稲田大学は小保方の博士号を取り消すと決定しました｡

8月5日にメンター･笹井芳樹が自殺されました。
12月15日に理化学研究所に退職願いを提出､21日付で退職｡

STAP細胞は本当にウソだった？

私たち一般人はテレビや新聞､ネットでニュースとして知るだけですが
今年のSTAP細胞事件は後味の悪いものになりました｡
小保方さんや自殺された笹井氏は本当に悪人だったのでしょうか｡
ネットでは小保方さんタタキだけが目立ちますが･･･

報道を見ていると､画像を偽造したり､ちゃんとした論文もなく
実験ノートはいい加減で､しかも最終的に本人に挑戦させたが出来なかった。
小保方さんは研究所に居られなくなったから､辞めた。

これがもし事実なら､犯罪ではないでしょうか｡
罪状はよく分かりませんが色々な大きな罪に問われるのではないでしょうか。

信じられません｡
信じられないというのは､笹井氏と小保方さんがウソのデータで
ネイチャーを欺したと言うことが､です｡
必ず､この先実験を進めていけば､ウソならバレる事は研究者としても
論文執筆の天才とも呼ばれた笹井氏に､その先が読めなかった筈はありません｡
巷間言われるように小保方さんを可愛がっていたから･･･
まさか､全てを捨てる覚悟で･･･あり得ないですね｡でも
笹井氏は自殺してしまいました(合掌)｡

小保方さん宛の遺書にはこう書かれていたと伝えられました。
｢研究は楽しかった､あなたのせいではない､ＳＴＡＰ細胞を必ず再現してください｣と｡
この遺書は小保方さんに届く前に何故かマスコミで発表された？･･･(変)

小保方さんが｢STAP細胞はありま〜す｣と言ったのもウソ！？

割烹着姿の化学者として登場、一気にマスコミを虜にした小保方さんですが
あっという間にニセ者呼ばわりされ､
数ヶ月で､これまでの人生を棒に振った感があります｡
笹井氏の死はホントにショックだったと思います｡
このチームは素人集団ではありません｡
化学者が実験の結果｢STAP細胞はありま〜す｣と言ったのです｡

彼女のこの細胞の発見は世紀の発見と言われ
一時はマスコミも､山中伸弥氏のIPS細胞からSTAP細胞へ乗り換え
IPS細胞が霞んだかに見える時期もありました｡

気になる小保方さんの発言があります｡

｢大きな力(陰謀説)で翻弄されつつある｣という発言です。
小保方さんが実証する事が許されたのは､他の人より遅かった気がします。
6月から実験に加わったようですが､ニュースなどによると
不正を監視するため､監視カメラと監視人が付いての実験だと聞きました｡
その間､NHKの無謀な取材を受け､さらに8月には笹井氏の自殺･･･

なにか､この実証は｢実験成功｣を期待する検証には見えませんでした｡
期限を切るのもおかしいのではと思っていましたが､当初は1年間でした。
しかし､半年間で打ち切られ､小保方さんは退職があっさり決まりました。
｢辞めないで完成するまで実験を続けて！｣と
言う人は一人も居なかったのでしょうか。

この半年間ですが､上記のように彼女を取り巻く環境は最悪でした。
真剣に実験に取り組めたのは何ヶ月だったのでしょうか
いや､何日くらい実験されたのでしょうか｡
何だか｢大きな力｣を感じます｡

では､STAP細胞は今後どうなるのでしょうか？
これで一件落着｡｢なかった｣､で終わりでしょうか？
そして､今後､小保方さんはタダの人として生きていくのでしょうか？

なんだか､釈然としません。
この一年の顛末､終わってみれば
小保方さんの言った｢大きな力｣とは｢理研｣｢医学界｣･･･とか
私たちの知らない｢大きな｣何かがあるのかと疑いたくなります。

｢夢のSTAP細胞｣･･･世紀の発見がこのまま消えてしまえば
まったく夢のないお話になってしまいます｡

割烹着姿で自宅のキッチンで研究が出来るとは思えませんが
いつか､小保方さんの口から真実を聞きたいものです｡

小保方 晴子さんプロフィール

年　齢：1983年・31歳
出身地：千葉県・松戸市
学　歴：早稲田大学理工学部卒業･早稲田大学大学院
　　　　理工学研究科修士課程修了
　　　　ハーバード大学医学大学院
　　　　理化学研究所CDB
　
研　究：生物学､化学､組織工学研究
　　　　STAP研究(STAP､STAP細胞､STAP幹細胞､FI幹細胞）
　　　　2014年12月19日
　　　　理化学研究所はSTAP現象は確認できなかったと発表。

最後に､以下の理化学研究所が発表した､退職コメントも気になります。
(小保方さんのコメントより抜粋)

●十分な結果をと思い必死に過ごした3か月でした。
●予想をはるかに超えた制約の中での作業
●細かな条件を検討できなかった

コメントを読む限り､どうみても実験成功のための検証とは思えません｡
この実験状況は｢成功させないための検証｣に見えるのは私だけでしょうか｡

▼理研が発表した小保方研究員のコメント全文

ど のような状況下であっても必ず十分な結果をと思い必死に過ごした3か月でした。予想をはるかに超えた制約の中での作業となり、細かな条件を検討できなかっ た事などが悔やまれますが、与えられた環境の中では魂の限界まで取り組み、今はただ疲れ切り、このような結果に留まってしまったことに大変困惑しております。

私の未熟さゆえに論文発表・撤回に際し、理化学研究所を始め多くの皆様にご迷惑をおかけしてしまったことの責任を痛感し ておりお詫びの言葉もありません。検証終了を以て退職願を提出させていただきました。最後になりますが本検証実験にあたり検証チームの皆様はじめ、ご支 援・応援してくださった方々に心より御礼申し上げます。
　２０１４年１２月１９日　小保方晴子

出典：●「責任を痛感しておりお詫びの言葉もありません」http://news.livedoor.com/article/detail/9593981/

小保方さんを信じる人､犯罪者と呼ぶ人

小保方さんが会社を辞めても､釈然としない人が多いようです｡
小保方さんを信じる人や信じたい人もたくさんいます｡
もし､STAP細胞が出来れば､医療環境が変わり
｢今まで無理と言われていたどんな病気でも､直せる可能性がある｣
STAP細胞は､それだけ強烈なニュースとして
病気の人や､その家族､多くの人が希望を持って成功を待ち望んでいました｡

逆に､ネット上では辛辣な批判する声も大量に出ています｡
確かに冷静に現実を見れば､経過はどうあれ出来なかった､だから終了。
現時点では､これを信じるのが正解かも知れません｡

しかし､上にも書いていますが医療の進歩のためには
ぜひ､誰かが引き継いで研究を続けて欲しいという意見もあります｡
IPSの山中伸弥さんが朝日に書いていましたが､今後は実験データの保持
並びに精査をした上での発表とするシステムを構築したいと言っていました｡
最初からSTAP細胞は怪しいと思っていたという趣旨だと､私は理解しました｡

一方､小保方さんの
｢このような結果に留まってしまったことに大変困惑しております｣を受け
薬品業界で大きな圧力がかかっているのではないか？たとえば
ノーベル賞ロスチャイルドの利権｢iPS細胞｣の優先のため･･･とか。

いずれにしてもしばらく世論は納まりません。
私たちとしては冷静に事態を眺めているしかありませんが
やはり､夢の細胞､STAP細胞の発明は現実化してほしいです｡

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