逸ノ城かわいい！モンゴルの巨人､綱を取る日は近い？！

公開日： 2014/09/27 : 最終更新日：2015/01/03 トピック

逸ノ城は逸物

逸ノ城(いちのじょう)､大相撲の中継をテレビで見た！
巨人のような､とんでもないお相撲さんが居るとおもった｡
逸ノ城駿(いちのじょうたかし)という名前だ。
モンゴルの遊牧民出身というのも､何だか凄い｡
かわいい！顔して大物を次から次へと食い倒す！

逸ノ城は遠い国｡モンゴル･ウランバートで育ったという
まったく自然児｡草原で山羊や羊を飼いながら季節ごとに移動する遊牧民
北にロシア､南に中国を控えた寒そうな国だが
国土面積は日本の10倍以上はありそうだ｡

そんな雄大な国だから
巨人のような逸ノ城が居てもおかしくはない｡
あの太ももを見よ！太くて強くて柔らかい腿ではないか！

逸ノ城相撲界入門は？

2010年に来日､鳥取城北高校相撲部へ入る
貴乃花部屋の貴ノ岩は鳥取城北高校相撲部の4年先輩というから
鳥取城北高校は相撲熱心な高校のようだ｡
2013年､湊部屋入門
2014年1月場所で初土俵｡遠藤が目標と言っていた｡
新十両の2014年5月場所で優勝､7月場所も13勝1敗｡
9月場所で新入幕したが､幕下から4場所目での新入幕は史上2位タイ｡
9月場所は大関の稀勢の里･豪栄道､横綱の鶴竜を破った｡
この時点で1敗で白鵬と並び優勝争いのトップとなった。

逸ノ城の年齢は？

逸ノ城は21歳の青年だが子供の頃から
馬に乗って走りまわり､オオカミを恐れる遊牧民時代を過ごし
馬の生乳を毎日2リットル飲んで生活していたという｡
なんとも現在の日本では想像もつかない暮らしに見えるが
21歳の逸ノ城が語る少年時代の話といえば､遠い昔の事ではない
いまもモンゴル･ウランバートでは､このような風景の中で
生活が営まれており､遊牧民の生活が続いているのだろう｡

逸ノ城の身長､体重は？

192センチ199キロだと言うが､今も伸び体重も増えているらしい｡
土俵に上がった姿は堂々たる巨人だ｡ちょうど1年前に引退した
雅山(みやびやま)が183kgと
大相撲の巨漢､歴代体重を見ると､知名度の高い人だけですが
①小錦 285kg､②山本山 277kg､③武蔵丸 237kgなど。

現役､横綱白鵬は158キロ､人気の遠藤は143キロ､稀勢の里177キロ｡
逸ノ城の199キロは現状では群を抜いている｡
幕内力士平均体重はほぼ162キロ程度と言われている。

大相撲モンゴル時代

テレビで観戦していてもとにかく強い｡
現在､横綱の｢白鵬｣｢日馬富士｣｢鶴竜｣もモンゴル｡
日本人の横綱は｢････｣当分答えられない｡

恐らく､早々に逸ノ城も横綱になるだろう｡
例えばこのモンゴルの横綱たちだが

引退した朝青龍が強かった｡
184cmで147kgと小さかったが25回も優勝している｡
我らが大鵬､32回､千代の富士､31回｡白鵬､26回｡

日馬富士も強い､上手い､幕内での優勝は6回｡
鶴竜もしぶとい､地味だが強い｡幕内での優勝は1回
大相撲モンゴル時代は当分続くだろう｡
白鵬もまだまだ優勝するだろう､
日馬富士も鶴竜も地味だが根性がありそうだ｡

次の横綱には逸ノ城が控えている｡
逸ノ城は近い将来、間違いなく横綱だろう｡
観戦しているだけでも､相手の力士が勝てる気がしない。
あの巨人の大迫力に､圧倒されているようだ。

逸ノ城まとめ・プロフィール

しこ名　：逸ノ城
名　　前：逸ノ城駿(いちのじょうたかし)
本　　名：アルタンホヤグ・イチンノロブ
出身地　：モンゴル
番　　付：関脇
生年月日：平成5年4月7日(21歳)
身　　長：192.0cm
体　　重：199.0kg
得意技　：右四つ・寄り
親　　方：湊孝行(みなとたかゆき)
所属部屋：湊部屋(埼玉県川口市)
戦　　歴：十両優勝

逸ノ城は11月場所(2014年)に新関脇へ昇進｡部屋史上初の三役力士となったが
秋の巡業中に帯状疱疹で出稽古もできず､体調万全ではなかったようだ｡

(11月場所取り組み)
〇宝富士〇碧山〇豪風〇勢〇安美錦〇豊響〇栃ノ心〇稀勢の里
●日馬富士●豪栄道●鶴竜●栃煌山●白鵬●琴奨菊
14日に稀勢の里を下して勝ち越し､関脇の座は守った｡

日本の力士が横綱になる日？

東大関　　　　琴奨菊(ことしょうぎく)・30歳＞力はありそうだが､年齢が･･･｡
西大関　　　　稀勢の里(きせのさと)・・28歳＞安定感に欠け､波が､そろそろ年齢も･･｡
西大関　　　　豪栄道(ごうえいどう)・・28歳＞地味だな〜金星はあるがそろそろ年齢も･･｡
東関脇　　　　妙義龍(みょうぎりゅう)・27歳＞渋い業師､好きだが勝ち星が･･｡
西関脇　　　　豪風(たけかぜ)・・・・・35歳＞年齢的に､綱より金星を！
西前頭三枚目　嘉風(よしかぜ)・・・・・32歳＞時期を逃したか､渋いのだが･･･

雅山に期待し､遠藤に期待したが､もう雅山はいない｡可能性としてはやはり遠藤だ？
綱取りは､若さと一気に上り詰めないと無理なようだ｡
大関、三役あたりで行ったり来たりしていると気力迫力に欠け
それなりの日常と満足感に陥りがちである｡

スポーツは心技体というが､体力が優先順位の一番だろう｡体→技→心か？
今の大相撲に､日本力士への期待は難しい気がする｡
モンゴルの闘志を見習いたい｡日馬富士の髷つかみはいただけないが
あの勝負へのこだわりはモンゴル特有の朝青龍以来の国民性だろうか。

あっという間に逸ノ城時代が来る気がするのだが･･･
国技｢日本の相撲｣も世界的になったと喜んでばかり､いられない｡