岡田准一のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」という男。
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最終更新日:2014/12/19
NHK大河ドラマ
大河ドラマ「軍師官兵衛」では
岡田准一が「永遠の0」の好演につづき
黒田官兵衛を見事に演じています。
後に異形の軍師と言われるのは、
一年間、監禁され、足を傷め、
不自由な体となりながらも、その戦略は
竹中半兵衛(谷原章介)とともに、戦略性プラス
忍耐強く勇敢な男だった、ではないでしょうか。
秀吉(竹中直人)には必要不可欠な人材でした。
ドラマでは小寺政職(片岡鶴太郎)が最後まで
人間味のあるお殿様を好演していました。
「つるちゃんは何をやらせても上手い」
芸術家で芸能人、俳優としてもすばらしい。
官兵衛も殺すには忍びなかった・・・?
中盤に入った「軍師官兵衛」は、やっと1万石の大名を手に入れ、ドラマ後半でも
毎週、視聴者を楽しませてくれる事でしょう。
官兵衛の父、黒田職隆(柴田恭兵)も真面目な役ですが
柴田恭兵ファンに十分に応えているようです。
黒田 如水(くろだ じょすい)の名でも有名な
黒田官兵衛ですが息子の黒田長政とともに
優れた戦略で生きた武将であることは間違いないようです。
殺される運命にあった黒田長政(松寿丸)のこと。
人質として、おね(黒木瞳)のところで剣術の稽古をしていた
可愛い子供・松寿丸(黒田長政)は、黒田官兵衛(父親)の
裏切り疑惑(誤解)により、信長から殺せと命ぜられていたのを
竹中半兵衛が預かり、信長に内緒で助けました。
あれ以来、運の強い男に育ったようです。
官兵衛とともに黒田長政もキリシタン大名でしたが、
後年キリシタンをやめています。
官兵衛が活躍したのは秀吉が死ぬまでだったようですが
秀吉、石田三成、家康、関ヶ原の戦いまで
判断を謝ることなく戦い続けました。
黒田長政は秀吉が死去後は蜂須賀正勝の娘と別れ、
家康の養女(保科正直の娘)を正室に迎えています。
長政の長男忠之は黒田騒動を起こしました。
黒田騒動は伊達騒動、加賀騒動と並んで三大お家騒動と呼ばれる
いま風にいうと、どす黒い陰謀事件です。
キリリとした顔の岡田准一が官兵衛を演じれば
腹黒い男には見えませんが、世渡りもうまかったようですね。
戦国から江戸期にかけて生き残った黒田家を見ると、
時代を乗り切る処世術にも長けていたと感じられます。
官兵衛、長政から忠之を通してみると、
生き残ることは「いかに厳しいか」を痛感します。
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