6月13日は｢斜陽｣の太宰治入水心中の日｡

1948年･6月13日は作家・太宰治が山崎富栄とともに玉川上水で入水心中を遂げた日。
享年38歳でした。写真で見ると38歳に見えませんね。
時勢の変化に対応できず没落する人たちを指す｢斜陽族｣という言葉の生みの主。
東大仏文科卒､インテリの太宰治はほかにも(下記参照)自殺未遂があります｡
それは私の散歩コースの｢小動崎(こゆるぎみさき)｣です｡
七里ヶ浜の西端で､浜に向かって｢七里が浜恵風園｣があります｡

鎌倉・小動崎で太宰治が心中事件。

事件は1930年１１月２８日夜半駄と言われているので太宰治が21歳の時です。
場所は鎌倉郡腰越町小動崎で､田辺あつみ(本名：田部シメ子)と
心中未遂(田部シメ子は死亡)。

｢翌29日午前8時頃、苦悶中を発見されたが、女は絶命。
太宰は七里が浜恵風園療養所に収容された｡｣
とありますが
亡くなったシメ子と言う人は大変な美人だったそうです｡
散歩の途中､時々思い出します。

太宰治の自殺事件といわれるもの。

昭和４年 弘前でカルモチン､自殺未遂
昭和５年 鎌倉の小動崎でカルモチンを飲み心中未遂、
昭和10年 鎌倉の山中で首吊り失敗
昭和12年 群馬・水上村谷川温泉で睡眠薬を飲み内縁の小山初代と心中未遂
昭和22年 睡眠薬の誤飲
昭和23年 東京・玉川上水に投身して心中（太宰治・山崎富栄ともに死亡）
※この中には､狂言もしくは自殺のまね事、
あるいは太宰による創り話という説もあります。

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