台風11号 進路は？週末 お盆休みに日本列島縦断はやめてくれ！

台風11号は嫌がらせ台風の様相を呈してきた｡
速度は10キロから15キロ、自転車なみの速度で
ゆっくり北上している｡

どうやら強い勢力を維持しながら
日本全土を縦断するかも知れないという｡

西日本では明日、8日から影響が出始め
東日本では日曜10日頃からとなりそうだと言う。

週末はお盆の帰省客が動くのである｡
13日のお盆入りまでには北海道を抜けるような天気図が
発表されているが､まだまだ進路をどうとるか
速度がどうなるかは､今のところ予測が付かない｡

すでに12号は､九州から大陸方面へ北上したため
東日本は12号による被害からは免れたが
天気図で見ると今回の11号は危なそうだ｡
最悪の場合､もう少し右へカーブし､
列島を舐めながら北上するかも知れない｡

8号台風では信越から東北へかけて大雨を降らせ
土砂災害の被害があった。
土石流が人を殺した｡

今回は四国ではもうずいぶん長い間
大雨が降り続いている｡
仮に図のように進んでくるとすれば
四国の真上を通過する事になる｡

それでなくとも､すでに降り続く大雨により
地盤も緩んでいる事だろう｡

この上、直撃でされたら被害も甚大だろう｡
どう見ても今のところ､縦断する台風11号からは
逃れられそうにないが､
万全の対策だけはしておかなければならないだろう｡

このスケジュールで来るとすれば
一番気になるのがJR各地の路線だ

日本の地形を見ると書く路線は山をくぐり
谷を越え､河川に沿って全国に張り巡らされている｡
台風は間違いなく山･川を狙う｡

仮に盆前に通過した場合でも
線路に被害が出れば帰省客の足を奪う｡
破壊されれば簡単には復興出来ない｡

JR､並びに河川管理の担当官には
事故を起こさないよう事前調査と
万が一に備えて欲しい｡

また､低い土地､川の側､崖､山裾に位置する方は
情報に注意し､安全第一を心がけて欲しい｡

11号の今後がどうにも気にはなるが
ご先祖様が帰ってくる年に一度のお盆だ｡
意地悪しないで､暴れないで行って欲しい｡

それにしても盆前のこの時期に来るのは珍しい｡
気象庁も11年ぶりとか発表しているが
この際､来るならさっさと来て
さっさと通り抜けてくれる事を祈るばかりだ｡

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