理研･笹井氏自殺！小保方氏へ｢必ず再現してください｣と書き残し･･･

8月5日｡神戸市にある理化学研究所の笹井芳樹副センター長が自殺した｡
センター隣りの建物で首をつって死亡したという｡
小保方氏には｢あなたのせいではない｣｢ＳＴＡＰ細胞を必ず再現してください｣と
小保方氏宛の遺書に書かれていたという。

理化学研究所などによると遺書はカバンの中に3通あり
笹井副センター長の秘書の机の上に２通あったという｡

かばんの中の小保方氏宛の遺書に､上記の
｢研究は楽しかった､あなたのせいではない､ＳＴＡＰ細胞を必ず再現してください｣
また小保方氏の立場をかばい､思いやるような内容と｢疲れた｣など
謝罪するような言葉もつづられていたとの報道だ。

笹井氏自殺が与える影響。

ＳＴＡＰ細胞の論文著者から自殺者がでたことで
再び研究者､世界からさまざまな意見が出ている｡

今後の調査について､事実関係の解明が難しくなると懸念されている中
論文の別の著者らが進めているＳＴＡＰ細胞が存在するかどうかの検証実験については､
｢基本的には影響はないと考えている｣と竹市雅俊センター長が述べ､
予定どおり今月中に中間報告が行われる見通しだというが････｡

英科学誌ネイチャーは｢これは悲劇だ｣と同誌編集主幹の声明が発表された｡

ネイチャーのニュースブログも笹井氏が胚性幹細胞(ＥＳ細胞)の技術で有名だったこと
ＥＳ細胞から立体的な目の組織を作って世界を驚かせたなど業績を高く評価し
｢科学者の死で日本に衝撃｣という記事を掲載している。

理研内部や日本の研究者のコメントも今後伝えられてくる事だろうが
優秀な科学者を失ったことは大きい｡
若くして京都大学教授､理化学研究所 副センター長､52歳。
世界で初めてES細胞による網膜の分化誘導にも成功｡
立体的な網膜の生成にも成功｡
更にES細胞から視床下部前駆細胞の分化誘導、
脳下垂体の立体的な形成にも成功するなど
これからの日本に､世界になくてはならない一人だった｡

理研・笹井副センター長、首をつっているのが見つかる　死亡確認(14/08/05)

小保方さんへの研究への影響は？

小保方さんは誰よりもショックだろう｡
長年､師として仕え､また支えられた笹井芳樹副センター長の死が
今後の小保方さんの研究実験に影響を与えなければいいが｡

彼女にとって､この事故が影響を受けないで､
今まで通り研究が続けられるとは考えづらい､あまりにも大きく
予想もしない出来事だったはずだ｡

しかしネイチャーが言うように日本は大きな科学者を失った｡
小保方さんもショックだろうが､他の科学者の動揺も大きい｡

注目したいのは､小保方さんあての遺書の内容だ。
｢研究は楽しかった､あなたのせいではない､ＳＴＡＰ細胞を必ず再現してください｣

かって週刊紙や女性誌が小保方晴子さん､笹井芳樹氏寵愛､若山氏の事などを
おもしろおかしく､書き連ねたのを憶えているが､
いまとなっては､男女間についての関係や憶測は､もう無意味だ｡

｢ＳＴＡＰ細胞を必ず再現してください｣

この内容に注目したい｡
死を前にして書いた笹井芳樹副センター長の遺書である｡

この文字に込めた真の想いを探りたい｡
｢あなたはきっとできる｡だから再現してください｣
｢再現してください｣は再び作ってくれ｣という意味だ｡

世界の科学者が自分を終える時､書いた文章
｢再現してください｣に今後､注目したい｡
笹井氏は必ず､可能だ！と信じていたと･･･信じたい｡

同じく､理化学研究所のプロジェクトの高橋政代プロジェクトリーダーも
臨床での実用化､(IPS細胞)を利用した世界初の手術へ向け着々と進行中だが
影響を受けたきた笹井氏の死が研究に影をおとさなければいいが･･･。

小保方さんはカメラと監視員の見守る中での実験研究中だと言うが
このような中での悲報である｡つい先日はNHKの強引な取材で傷つき。
今度は笹井氏｡どう考えても研究に支障がないとは言えないだろう。

しかも､11月までの期限も迫る｡
｢ＳＴＡＰ細胞はあります｣われわれはこの言葉を信じたい｡
世界中の人が期待するＳＴＡＰ細胞だ。

小保方さんに万が一のことでもあれば人類の損失だ。
小保方さんの健闘を祈る｡

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